Never Too Late

いつだってゼロからやり直そう

Power BIでLOOKUPVALUEを使い、同じテーブルの別の列を参照する

(2018年2月24日にQiitaにて執筆した記事をこちらに転載しています。)

以下のようなデータがあるとします。Filesと名付けます。

f:id:rintaromasuda:20200327165301j:plain

各行のParentIdはそのレコードの親となるレコードのIDを指しています。つまりこのデータは、自分自身を参照しています。

この各レコードに親レコードの名前を追加したいとします。そうすれば例えば、この親レコードの名前を使ってグループ化することなど出来て便利です。もちろんParentIdでもグループ化出来ますが、可読性が落ちてしまいます。

この場合LOOKUPVALUEを使って、次のように新しい列(カラム)を定義します。

ParentName = LOOKUPVALUE(Files[Name], Files[ID], Files[ParentId])

すると以下のようになります。

f:id:rintaromasuda:20200327165331j:plain

ParentIdに準じたNameが表示されました。